鳥  批評と創造の試み

主として現代日本の文学と思想について呟きます。

謎々『ユリシーズ』その3

Πρωτεύς

 

謎々『ユリシーズ』その3

 

ユリシーズ』エピソード3「プロテウス」を読む

 

1.  頻出するアリストテレスの引用の意味とは? 大して意味がないのか、それともかなり真剣に捉えねばならないのでしょうか?

2.  単行本.10 五本の指が通ればそれは門だ。(中略)どうやら通り抜けているらしい」とありますが、この「門」は何か出典があるのでしょうか? 彼はそこを「通り抜けて」どこに入った? 出た? のでしょうか?

3.  リチー叔父宅訪問シーンは回想ですか、それとも妄想ですか?

4.  単行本.54「罪の子宮」というのはスティーヴンは生まれたことを苦に思っているのでしょうか? 両親のことを恨んでいるのでしょうか? 

5.  ケヴィン・イーガンはどんな意味がありますか?

6.  犬の死骸と生きている犬が出てきますが、何か意味があるのでしょうか?

7.  南谷先生の「『プロテウス』における恐水と救出の風──「ユリシーズ」にみる近代的動物としての犬── 」『Joycean Japan』 (日本ジェイムズ・ジョイス協会), no. 26, 2015年はどうやったら読めますか?

〈中断〉

 

462字(2枚)

🐤

20220709 2307