鳥  批評と創造の試み

主として現代日本の文学と思想について呟きます。

『ダブリナーズ』読書会、初参戦!→村上ライブラリー講演会!!→『SPY×FAMILY』2本・『ゴールデン・カムイ』半本にて自沈!!!!

遍 歴

『ダブリナーズ』読書会、初参戦!→村上ライブラリー講演会!!→『SPY×FAMILY』2本・『ゴールデン・カムイ』半本にて自沈!!!!

 

2023年10月6日(金曜日) 晴れだったと思う 休み 

 


20時から小林広直さん主催のon line読書会『Deep Dubliners』初参加。ジェイムズ・ジョイスの短篇連作『ダブリナーズ』を3年かけて読む企画。登録はしていたが金曜が休みではなかったので、聴講できていなかった。今回は第5回で第4話に当たる「Eveline」。

 既読だったが、再度予習。メモを作る。詳細は「謎謎ダブリナーズ」にて。

 『22 Ulysses』と違うのが、最初にブレイクアウト・ルームにて少人数の複数のグループに分かれて、討論をする。その後、それの聞き取りがあり、最後に主催者である小林さんが発表、その後アフタートークが続くという構成だった。多分慣れると違うのかも知れないが、見知らぬ人と自由闊達に話すのは相当難しい。最初は、というか、ずっと気まずい雰囲気だった。と思っていたのは俺だけかも知れないが。

 それはともかく、面白かった。

 

2023年10月8日(日曜日) 曇り後雨 休み 

 

今日・明日、相方、俺休み。

金曜日ぐらいから相方の具合いが悪い。疲労と風邪の初期なのか。

今日は、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)主催による公開セミナー「村上春樹時代精神トーク・オブ・ザ・タウンから」(講演者:河合俊雄さん、土井隆義さん・モデレーター:岩宮恵子さん)で、一緒に行くはずだったが、相方は床に臥す。

仕方がないので一人で早稲田まで行く。遠いわ!

定刻前に、松やでカレー食う。

お話しは面白かった。河合さんの、村上は「象徴」という方法では捉えられない、という指摘。加藤典洋の議論を引いて、メタファーではなく、換喩(メトニミー)で捉えるべきだと、というのは成程、と思わされた。特に加藤の換喩論が、今一つ、自分の中では理解できていなかったので、とても参考になった。

土井さんの話は、「父の不在」と、「不満から不安」へと社会が変容していることと、村上に対する否定的な見解を紹介する内容だったが、今一つ理解出来なかった。そもそも、日本社会に「父なる存在」などあっただろうか、それを言うなら、河合隼雄言うところの「母性社会」ということにならないだろうか。また、「不満から不安」という現象と村上の作品とどう連関するのかも理解が及ばなかった。いささか残念。

最後に座談会があったが、『街とその不確かな壁』の話をしたかったようだが、いささか生煮えの感があった。

最大の問題は質問の時間がなかったことである。座談会の時間を半分にしても聴講者の質問に答えて欲しかった。

昨年以来、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』を扱う『22 Ulysses』などのon lineの公開講義や読書会に慣れてしまうと、ただ一方的に話を聴くというのは、どうにも参加の、あるいは理解の濃度が違う気がする。『22 Ulysses』はZoomで実施されていたが、チャット機能を使用し、講義中でも、質問(それ、書名は何ですか? とか)や合いの手(めっちゃ面白いですね! とか)を入れることができた。さらには講義後の質問タイムも確保されていた。正直、これがなかったら、少なくともわたしは予習する気も失せて、途中でリタイアしていたことだろう。今更ながらに主催者(発起人)の皆様にお礼を言いたい。

運営する側にはいろいろな問題があるのだろうが、このような双方向のチャンネルを確保することは大切なことではないかと思う。とりわけ、一般の市民に門戸が開かれている場合はなおさらである。

相方が病なので、早稲田近辺を彷徨うのは止めて、早々に帰宅せんと、西に向かう。

途中でMDに降り、BO。

SSでODKOXで相方の鍋用に肉・野菜を買う。自分用に刺身と御萩を買う。OXの御萩が滅茶苦茶美味いんだ! ひんな、ひんな。

 

帰宅すると、相方が昼間出前で取った中華料理の残りがあったので、食べる。相方には寄せ鍋を。

  刺身迄届かず(´;ω;`)ウッ…。

  


昨日久し振りに見たアニメイション『SPY×FAMILY』のセカンド・シーズンが面白かったので、ファースト・シーズンの見てないものを2本続けて見て、更に、アシㇼパが俺を呼んでいる気がしたので『ゴールデン・カムイ』のセカンド・シーズンの三話目ぐらいを見ていたら、呆気なく自爆●~*。そのまま眠りに就く。

 

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20231009 1410