🐤鳥の事務所PASSAGE店通信🐤
◎総特集=「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』100年!」
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズⅠ』お買い上げ有難う御座いました。
皆さん、今日は。だいぶ涼しい風が頬を過る今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
「鳥の事務所」です。9月に入り2冊目が旅立ちました。これで開棚以来17冊お買い上げいただいたことになります。誠に有難う御座いました。もう残りは6冊しかありません💦。
お買い上げ頂いたのは
〇ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』集英社、の第Ⅰ巻。
ジョイス第二長篇小説にして、20世紀を代表する長篇小説。アイルランドの古都ダブリンを舞台に1904年6月16日、たった一日の出来事を中年の広告取りブルーム、その妻モリー、そしてジョイス自身を思わせる文学徒スティーヴンを通して描いたものです。定評ある丸谷・永川・高松訳で送ります。詳細な注解が付いています。第Ⅰ巻は第1挿話から第10挿話までです。
そんな訳なので、体調を整えて『ユリシーズ』第Ⅰ・Ⅲ巻を含む(第Ⅱ巻だけ残っています)、新規納本をしたいと思ってはおります。
現在、準備中の書目は以下の通りです。
①ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(単行本)第Ⅰ巻。
②ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(単行本)第Ⅲ巻。
③~⑦ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(文庫)全4巻セット。
⑧柳瀬尚紀『ジェイムズ・ジョイスの謎を解く』。
以上8点が近々入荷の予定です。どうか宜しくお願いします。
という訳で、『ユリシーズ』の舞台となったブルームズ・デイ=6月16日も過ぎてしまいましたが、まだまだ『ユリシーズ』刊行100年イヤーは続きます。『ユリシーズ』を読むなら今しかありません(そんなことはないか?)!
是非、『ユリシーズ』をお手に取ってみてください。
それでも、開巻1ページ目から挫折してしまった方には、とても素晴らしい水先(チチェ)案内人(ローネ)がいらっしゃいます。それも複数。かく言うわたしもこの方々がいなければ、とっくのとうに読むのをやめていたことでしょう。つまり、なんらかの縛りは必要だということです。あとは無理に全部読もうとせず、各挿話を比較的念入りに読むということですね。
以下敬称略です。
- 「22Ulyssesージェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待」全22回開催・2022年2月2日から12月16日までon lineにて実施・発起人:田多良俊樹、河原真也、桃尾美佳、小野瀬宗一郎、南谷奉良、小林広直、田中恵理、平繁佳織、永嶋友、今関裕太、宮原駿、湯田かよこ、新井智也。
On lineによる読書会ですが、どちらかというと公開講義に近いのです。毎回、驚天動地の講義と、そして質問を通じて、専門家、素人、合い交えて、相当熱い論戦が繰り広げられています。是非アクセスしてみてください。
月に2回、第1・第3金曜日の20時から22時まで開講されます。次回の予定は以下の通りです。
9月16日(金)20:00~22:00 第15挿話を扱います。こちらをご覧ください。☛ 出版100周年特別企画:2022年×全22回のオンラインイベント - 日本ジェイムズ・ジョイス協会 (joyce-society-japan.com)
……余白に……
その① 『猫と悪魔』
そのon line講義(正確にはもう一つ別のon lineの講義+読書会)での名前だけの「お知り合い」というのかちょっと分かりませんが、三月うさぎ(兄)さんと同一人物(?)なのか、関係者なのかちょっと分かりませんが、のどまる堂さんが、ジェイムズ・ジョイス作、米増由香さん画で、表紙には書かれていませんが、ご自身で翻訳された絵本『猫と悪魔』を出されました。素敵なデザインと絵と、そして、素晴らしい翻訳と注解です。とても小さな本ですが、細かいところまで手が込んでいて、手にしてページをめくるだけで心が躍る内容と造本になっています。
本当ならたくさん仕入れて本棚でも皆様に手に取って見て頂きたいところですが、残念ながらもう品切れで増刷の予定もないということですが、いやはや残念なことです。またの機会をお待ちしたいところです。
その② 『鳥』第14号
さて、やっとのことで(というか、終わらないので途中で断念した(´;ω;`))、紙媒体の『鳥』第14号が一応完成しました。PASSAGEの販売用の書籍に挟み込めるようにA6(A4の1/4の大きさ)のものを作りました。と言っても、作った本人が読めないので、基本は従来のA4となります。
この後、ブログ上にupし、紙媒体は随時、配布しようと思います。
その③ メダカ太平記
以前にもお話ししたように、うちのメダカの王朝が赤メダカの楊貴妃朝二代目から黒メダカのヘンリー朝に簒奪されて、その二代目が続々と生まれているようです。一時期は卵を隔離迄して水替えやら日光に当てたりと散々苦労した揚げ句、実は親水槽の見逃していた卵からどんどん孵って、AKによると15人もいるというではありませんか! でも先代もそれぐらい生まれたのですが、半年後にはたったの2人になってしまったので、メダカ王朝の世界システムはよく分かりません(´;ω;`)ウッ…。とにかく水をきれいにすることかな、とも思いますが、まあ、なるようになれ、という心境です。
「PASSAGE by ALL REVIEWS」
https://passage.allreviews.jp/
サンサイド神保町ビル1F
当面の特集は
「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』100年!」ということで、ジョイス関係の本になります。
詳細は以下をごらん下さい。
鳥の事務所 | PASSAGE by ALL REVIEWS
皆さま、どうか宜しくお願いいたします。
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