鳥  批評と創造の試み

主として現代日本の文学と思想について呟きます。

『呪術』、『カリオストロ』、カポーティ……

遍 歴

『呪術』、『カリオストロ』、カポーティ……

 

2023年7月16日(日曜日) 晴れ 今33℃

 

つーか、また滅茶苦茶暑いではないか! エアコンなしでの耐久レイスを敢行中。

あれからどうしたかというと、『呪術廻戦0』を見終わったが、うーーん、どうなんでしょう。呪術だと、何でもOK、て当たり前なんだが、OKでいいのかとか思ってしまう。主人公の少年が超人過ぎるのと、彼に憑りついている少女の霊? も化け物過ぎる。なんでああなっちゃうのか、ちょっと不明。

大人目線で言うと、何の根拠? もなく主人公陣営が強力過ぎるのはどうなんだ、とか思ってしまう。ここのところに何か意味がありそうな気もするが。

昨日は、勝手にスタジオ・ジブリ・特集ということで宮﨑駿監督の『ルパン三世――カリオストロの城』を見始めた。

「勝手にスタジオ・ジブリ・特集」というのは、宮﨑の新作を観ることができないので、仕方なく、撮りためてあったジブリの作品を観て、新作を観た気分になる、という技である。

 

貧しさも余りの果ては笑いあい――吉川英治

 

が、相方が途中で撃沈したので途中で断念。とてもダンネンです。観終わってから、また書くかも知れないが、『カリオストロ』はクライマックスでいわゆる、ドリフターズのコントのような(? 違うか?)「舞台崩し」の構造を持つ。これは例の『天空の城ラピュタ』もそうである。形のあるものはどんなに美しくて、力が強くても、呆気なく滅びるものだ。あるいは、人間は何かを構築することと同時に、破壊することにも喜び、快感を覚えるのだ。そこに何らかの意味を見出すべきなのではないんだろうか?

ま、どっちも「城」だしな。

どうでもいいが、ルパンのキャラクター・デザインが少しイメイジと違う。

 

昨日の夕飯は、茄子の片栗粉焼き、茹で萌やしの味付け、馬鈴薯のチーズ、マヨネーズ焼き。謎のラインナップだった。

 

今日は朝から、相方は家族でのお食事会に出かけている。

家事を一通りして、ブランチ。納豆卵かけ豆腐揚げ玉ご飯。豆腐ウマ!

今に至る。

早く本来の業務に戻らねば。

結局、あれから、勝手にカポーティ特集をしていて、

①『ティファニーで朝食を

②『夜の樹』

③『遠い声 遠い部屋』

④『真夏の航海』

を読んだが、いろいろあって、感想を書く気力がない。

で、今はエッセイ集『犬は吠えるⅠ――ローカルカラー/観察日記』を読んでいる。地味だが、なかなか噛み応えがある、気がする。

兎に角、これらの感想文を順次書かねば。

つーか、家の中が暑いんだ。

🐤

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